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【6月11日埼玉西武対中日戦、BBC独自採点】8回表の西武、疑問の残る小石続投。中日・大野は145球の熱投

西武-中日の2回戦は、序盤からのつばぜり合いを中日が4-2で制した。

2016/06/11

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<中日ドラゴンズ>

(中)大島6.5
評 4打席立って、3打数2安打1四球。1番打者として役割を果たしていたし、8回の攻防が雌雄を分けたのは大島の出塁があったからだ。

 

(二)荒木5.0
評 8回はきっちり犠打を決めて、勝利に貢献した。ただ、4回表の三塁ゴロで全力疾走せず。金子が高投していただけに、反省してほしい。

 

(指)平田7.0
評 2度四球で出塁してチャンスを演出。最後は試合を決める勝ち越しの2本塁打。試合を決めに行く姿勢で打席に立ち結果を残した。本日のマンオブザマッチ。

 

(一)ビシエド5.5
評 1安打のみも4回表の同点機、ナニータの犠牲フライで2塁を陥れた走塁は見事だった。ただ、アウトカウントは頭に入れておきたい

 

(左)ナニータ5.5
評 1点ビハインドの4回裏に、きっちりと犠牲フライを放った。飛球を打てる球を選んでうちにいく姿勢には関心した。

 

(右)藤井5.0
評 4打数無安打で、この日はいいところがなかった。

 

(遊)堂上6.0
評 一時は勝ち越し点となる口火の二塁打を放ってチャンスメイク。6回の四球は結果的に、8回の攻撃を1番からにする好アシストだった。

 

(二)石川5.0
評 打席では結果は出なかったが、守備と送りバントで役割は果たしていた。

 

(捕)桂5.5
評 一時は勝ち越しとなる犠牲フライを放った。守っても、試合後半、大野をうまくリードいていた。

 

<投手>
大野6.5
評 メヒアの押し出しはもったいないようにみえたが、大量失点の選択として1点を挙げる余裕を持てる投手はなかなかいない。序盤は球審のジャッジに苦しみながら、終盤はその球審が味方になるくらいの魂のこもったピッチングだった。

 

谷繁監督5.5
評 特に動くような場面はなかったが、手堅い作戦を駆使して確実に得点につなげた。大野を最後まで続投させた選択は、現時点では正しかったといえる。

 

<途中出場>
井領―
亀澤―
工藤―

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