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【5月10日~12日セ・パ第14節展望】パの首位攻防、ロッテはソフトバンクを止められるか。DeNA筒香復帰でベストメンバーに

2016年5月10日~5月12日までの第14節、勝負のポイントはどこにあるか。

2016/05/10

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<セ・リーグ>

阪神―巨人 甲子園 2連戦

 

 3連勝のあと連敗を喫した阪神は、本拠地で巨人を迎える。ともに週末に連敗を喫した両チームだが、浮上のきっかけをつかみたい。阪神の初戦・先発には藤浪が上がる。この3戦勝ち星がなく、登板のたびに防御率を悪くしているが、どう修正してくるか注目したい。長い目で見て行くと、苦しむシーズンこそ彼にとって成長の糧になるはずだ。2戦目はリーグタイの4勝を挙げているメッセンジャーが上がる。エース級二人で連勝と行きたい。打線はややあたりが止まってきた。相変わらず好調の原口と北條の下位打線は元気だが、どう生かしていくか。これまで打線をコロコロと変えてきた影響が少しずつ出てきているのかもしれない。

 巨人は初戦の先発に田口が上がる。今季これまで1勝だが、防御率は2.61と安定している。前回の阪神戦では完投しているだけに、期待も高い。2戦目には内海が今季初先発する予定だ。開幕から調子が上がらずに来たが、1軍投手陣が不安定で、白羽の矢が立った。このチャンスで、内海がどういうピッチングを見せるのか。打線は打率がリーグ3位の位置につけている坂本など調子が悪いわけではない。むしろ投手陣が崩れての戦い方が苦しくなっている印象だ。投打がうまくかみ合う形に持っていきたい。

 

DeNA―中日 横浜

 

 好調同士の対決だ。今季初めて2節続けて勝ち越したDeNAは勢いが出てきた。今節は筒香が復帰予定で、開幕から初めてベストオーダーが組める。気になるのはそのオーダーだ。開幕前は「2番・梶谷」構想をぶち上げたラミレス監督がどういう策で来るのか。打線全体の厚みを考えて筒香の打席を多くする意味で、2番・梶谷、3番・筒香、4番・ロペスという選択もありだ。スタメン発表が楽しみだ。1戦目の先発はモスコーソ。前回登板は5回6失点で降板したが、今シーズンは悪い印象はない。ベストメンバーの後押しを受けて、いいピッチングを期待したい。2戦目は石田、砂田の若い二人になる可能性が高いが、前回登板では6回を投げ切った。期待したい。

 中日は巨人を3タテして首位に立った。このまま突っ走りたいところだろう。しかし、火曜からの週は先発投手陣が苦しい。先週先発した吉見、小熊、ジョーダンは、すでに抹消されている。そんな中で初戦先発はルーキーの佐藤。プロ初マウンドになるが、もともと、昨年のドラフトで右投手NO.1の評価で指名した投手だ。編成からの期待が高い。3連勝の勢いにのってルーキーには華やかなデビューを期待したい。打線は、ビシエド頼みから脱却しつつある。エルナンデス、ナニータの外国人に、荒木が調子を上げてきている。勝負強い平田、日曜日の試合で今季初アーチを懸けた堂上らも元気がいい。先発投手陣の枚数に苦労の色は見えるが、前節の勢いを確実なものにしていきたい。

 

ヤクルト―広島 神宮

 

 打線が好調の両チームの対戦となる。勝敗の分かれ目は、むしろ、どちらの投手が試合を作れるかなのかもしれない。ヤクルトは初戦の先発は新垣が登板する。2試合で1勝1敗と試合を作ってはいるが、まだ安心できる状態ではない。今回登板は中5日となるが果たしてどうか。ホームに強い石川が登板予定だが、何とか投手陣がゲームを作りたい。打線は依然、好調だ。1番の坂口が調子を上げ、山田、川端、バレンティンに、復帰したばかりの畠山と切れ目がない。それだけに、何とか投手陣に奮起してもらわなければいけない。

 一方の広島は開幕ローテが総崩れで苦しい状況だ。ただ、この週は防御率2.10のジョンソンとリーグトップタイの4勝を挙げている野村が控えていて、分があるとみていい。ジョンソンは今季すでにヤクルトから2勝を挙げており、期待できそうだ。前節は1勝2敗と負け越すなどチーム状態はやや下降線にもみえるが、投手陣が踏ん張れば打線が活気づいてくれるはずだ。

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