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待たれる守護神・増井の復調――「麻酔タイム」が続く限り、北海道日本ハムの浮上なし【えのきどいちろうのファイターズチャンネル#28】

札幌に移転して以来、投手陣を中心に守りの野球が土台にあるファイターズ。特に貯金を積み重ねていく上で、抑えの安定感が何よりも求められる。

2016/04/29

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F19増井

「MASUI TIME」どころか……

 連休前の楽天戦5回戦、ファイターズはサヨナラ勝ちで勝率を5割に戻した。思っていたよりずっと早い。故障者が続出して、今年は大変だぞと覚悟していたのだ。離脱していた選手が戦列復帰しはじめた。ここからコツコツ貯金をつくっていきたい。

 が、5割復帰はなかなか大変だった。大谷翔平の3号スリーランでリードするも、小刻みに失点し、またこちらはチャンスでタイムリーが出ない。ようやくラッキーセブンに攻撃で6対3に突き放したと思ったら、9回、同点に追いつかれてしまった。

 観戦していて、頭くらくらしはじめる。あるいはぼーっとして意識を失いそうになる。これを僕は野球バカの友人たちと「麻酔タイム」と呼んでいる。この日も9回、クローザーの増井浩俊が出てきた瞬間、「うわ、やっぱり麻酔タイムです!」的なLINEメッセージがじゃんじゃん届いた。

 札幌ドームでは今季、増井の登板に合わせて「MASUI TIME」とかっこよくモニターに表示されるのだ。GAORA実況の近藤祐司さんも「増井タイム」を盛り上げる。昨シーズン、56試合に登板して1敗39セーブ4ホールド、防御率1.50のピッチャーだ。抑えの切り札だ。しかも、スラッとした好男子だ。そりゃ盛り上げなくてどうする、なんだけど。皆、何か「増井タイム」に嫌な予感がしたのだった。これはネタになっていくんじゃないか……。

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