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新生巨人のシンボルに。1番長野・2番立岡が好調な打線の着火点【死亡遊戯コラム】

主力投手が故障や不振に悩まされていた巨人だが、いざ開幕すれば首位を快走している。その要因の一つとして、好調な打線があげられる。

2016/04/07

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体調万全な長野、打球に力強さを増した立岡

「長打というより、外野の間を抜く球足の速い打球を打ちたいという意識です」

今年の宮崎キャンプ取材で立岡宗一郎に「今季は長打を増やしたいですか?」と質問したら、そう答えてくれた。
昨季の立岡は5月下旬以降「1番センター」として定着して打率.304を記録したが本塁打は0。
それが開幕してみると3月29日の横浜スタジアムでプロ通算462打席目の初ホームラン。
11試合で打率.341、2本塁打、5打点、OPS.999と好調をキープしている。
しかも、1番打者ではなく攻撃的2番バッターとして。
子どもの頃は松井稼頭央に憧れた野球少年は、いまや巨人に欠かせない大人の男になった。

5ツールプレイヤーが重宝される現代野球では、ホームランが「多分ない」と「絶対ない」では全然違う。
例え年間3本でも打てれば野球人生が変わるぞと。
そんなことは本人も痛いほど分かっていてオフから計画的にパワーアップ。
例えばキャンプで話題になったルーキー重信慎之介も現状は悲しいくらいに非力。
もしも松本哲也にコンスタントに長打が打てるパワーがあれば野球人生は大きく変わっていただろう。

巨人では、原前監督時代から長打力のある選手を1・2番コンビに起用することを好んだ。
1番には坂本勇人や長野久義、2番打者としては谷佳知や昨季二ケタ本塁打を放った片岡治大を起用。
由伸監督自身も現役時代の07年に恐怖の1番打者として年間35本塁打を放った。
そして、今季からは再び長野がトップバッターを務める。
背番号7はプロ入り以来6年連続で二ケタ本塁打と20二塁打以上を記録。
昨季はオフに受けた右肘と右膝の手術の影響で体調面に不安を抱える中でのプレーだったが、今年はキャンプから元気な動きを見せていた。
そして開幕から「1番ライト」として出場し、開幕戦の第2打席でいきなり本塁打。
勢いそのままに打率.300、2本塁打、4打点、OPS.814と好調な打線を牽引している。

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