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全員20代の先発ローテーションに。由伸巨人、世代交代のシーズン開幕【死亡遊戯コラム】

巨人の開幕ローテーションは一気に若返りそうだ。内海がオープン戦で結果が出ず、杉内やマイコラスも開幕アウト。菅野を中心に若手投手が先発の役割を担う。

2016/03/18

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tokyod

復活を期す内海は苦しい立場に

勝つことよりも、勝ち続けることが難しい。

どんなに鍛え上げた選手も機械のようにプレーし続けるのは不可能だ。
16日、神宮でのヤクルト戦に先発した内海哲也は4回途中10安打8失点でマウンドを降りた。
これでオープン戦成績は11回1/3を被安打22、15失点、防御率10.32。
酷な書き方になるが、今の内海が1軍で投げるのは厳しいだろう。
昨季はわずか2勝、元最多勝投手も4月で34歳、年俸4億円の複数年契約が今季限りで切れるため正念場のシーズンになるはずだ。

そんなベテランの代わりのローテ候補として急浮上したのが、5年目サウスポー今村信貴である。
神宮で内海のあとにマウンドに上がると4回1安打無失点投球。
オープン戦防御率も1.13と安定した投球を見せている。
昨季は1軍登板なしに終わったものの2軍のローテの軸として16試合に先発しチームトップの8勝を挙げた。
140キロの直球、鋭く落ちるフォーク、90キロ台のスローカーブと変幻自在の投球に原前監督も「ウチにはいないタイプの左腕」と称賛。
今シーズンは内海の穴を埋めるローテ6番手として期待が懸かる。

ここ数年ローテの中心で投げ続けた杉内俊哉は長期リハビリ中、マイコラスも右肩の故障で開幕には間に合わない。
苦しいローテ事情の中、今村とともに猛アピールを続けているのが3年目左腕の田口麗斗である。
17日のロッテ戦では相手エースの涌井と投げ合い、試合には敗れたものの6回4安打1失点と好投。
オープン戦4試合、20回2/3を投げわずか2失点、防御率0.87。
昨季は19歳の初登板初勝利を挙げると、1軍13登板中12試合で先発マウンドへ。
1年ほど前、2軍のある捕手にインタビューした際、この田口を絶賛していた。
「(田口は)腕の振りがいい。170cmくらいの身長ですけど、関係なくあいつはいいっすね。変化球とかエグいですよ、縦スライダーも横スライダーも。器用で器用でなんでも投げちゃうし、キレもいいです」
スタミナ不足から球数が100球に近づいた試合中盤に相手打線に掴まる傾向があるが、まだ3年目。
今季のノルマは、まずは故障なく1年間1軍ローテを守ること。そうすれば数字もあとからついてくるだろう。

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