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東北楽天ゴールデンイーグルス、2016補強診断。今江、ゴームズら野手補強も投打に若手の台頭が不可欠

ベースボールチャンネルでは、2016年プロ野球開幕に向けて、各球団の補強動向を診断していく。日本一という目標に向かって、効果的な補強を行うことができた球団は?まずは東北楽天ゴールデンイーグルスだ。

2016/03/13

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投打の今季展望

今江の加入は相乗効果をもたらすか
 
 今江に対する指揮官の期待は高い。「打率は3割前後、本塁打を2ケタ打てるくらいの力はある。三塁でプレーしてもらう」と梨田昌孝監督。左ヒラメ筋炎からの回復も順調、すでに春季教育リーグに出場しており、開幕には間に合う見通しだ。
 
 昨季固定できなかったホットコーナーに背番号8が入ることで相乗効果に期待できる。打撃でのさらなる貢献を求めたい銀次を一塁へ、2年目のゼラス・ウィーラーを左翼に回すことが可能になり、三者揃って前年比プラスの打撃成績を見込む。
 
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若手先発投手の台頭に期待
 投手陣は則本昂大、塩見貴洋、美馬学の開幕ローテ内定組、辛島航や戸村健次、菊池保則などの実績組に加えて、森雄大や濱矢廣大、安樂智大ら若手の台頭が欲しい。リリーフ陣では新人の石橋良太がテンポの良さを買われ、開幕1軍入りが濃厚だ。抑えは松井裕樹で盤石だ。
 その前を任されることになりそうなのがドミニカ人右腕ラダメス・リズだ。武器は150kmを超えてくるスピードボール。オープン戦の登板を見る限りではコントロールも比較的良さそうだ。福山博之や青山も順調な仕上がりで、ここに昨年全休したミコライオが戻ってくれば、他球団に引けを取らない盤石なブルペン陣が完成する。

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