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2016年社会人チーム注目は日本通運。古豪復活へ監督を変化させた、選手からの一言

プロ野球12球団が2月1日に一斉にキャンプインしたが、社会人の各チームも続々と2016年シーズンに向け春季キャンプを行っている。

2016/02/13

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宮野敦子

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チームを牽引する主将の浦部剛史

若手選手が着実にレベルアップ

 プロ野球12球団が一斉にキャンプインした2月1日。宮崎県の久峰総合公園野球場でセガサミーが、お倉ヶ浜総合公園野球場ではパナソニックがキャンプをスタートさせたのを皮切りに、社会人の各チームも続々と2016年シーズンに向けた春季キャンプに臨んでいる。

 かつてオリックスのキャンプ地だった沖縄県宮古島には、代わってJR東日本とJR東日本東北が入っているが、ここで10年前からキャンプを張るのが古豪の日本通運だ。運送業や旅行業を営む企業だけに、キャンプや遠征は得意とするところで、野球部のキャンプを全面的にサポートする日通旅行の担当者も野球部OBと、万全の体制で2月5日から19日までチーム力強化に取り組んでいる。

 1964年に都市対抗で優勝し、1994年には日本選手権でも優勝。2001年からは都市対抗に12年連続出場と目立つ実績を残してきたチームも、2013年から2年続けて都市対抗予選で敗退する。

 世代交代期にHondaをはじめ南関東地区のライバルの後塵を拝してしまったが、昨年は投手力を前面に押し出した戦いで見事3年ぶりに都市対抗に復活出場を果たし、今季はさらなる躍進を目指す。牧田和久(埼玉西武)や野本圭(中日)も経験してきた密度の濃い練習は、若手選手たちを着実にレベルアップさせているという印象だ。

 藪宏明監督は、現役時代に名遊撃手としてならし、コーチを経て2011年から指揮を執る。辛抱強い選手育成と手堅い采配には定評があり、都市対抗予選敗退で苦しんだ2年間も、「勝敗の責任は監督が取る。思い切ってプレーしてほしい」と、選手を鼓舞し続けた。その成果が昨年は実を結んだだけに、今季は真価を問われるシーズンだ。

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