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日本ハム、29年ぶりの米国キャンプ。生中継映像に「人類月に立つ」的な感動【えのきどいちろうのファイターズチャンネル#22】

12球団の中で唯一海外でキャンプを張っているファイターズ。ファンは、アメリカから配信される、CSの生中継映像に釘づけだ。

2016/02/07

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sapporodome

GAORAが初の米国キャンプ生中継

 アリゾナキャンプが始まった。
 ファイターズとしては1987年のフロリダ以来、29年ぶりの米国キャンプだ。ひところは巨人のグアムとかヤクルトのユマといった具合に、海外キャンプが定着した時期もあるが、このところNPBのキャンプ地は沖縄や九州四国とドメスティックに振れていた。古手の記者さんに聞くとあの当時は牧歌的でなかなかよかったらしい。

 例えばグアムキャンプの頃はもちろんスマホなんかないから、当然LINEもスカイプも存在せず、選手らはプレスルームに顔を出して新聞社の電話を借りていたらしい。記者は家族との長距離電話のやりとりを横で聞いて、ときにはネタにさせてもらったり、親しくなるきっかけにした。

 今はメディア環境がガラッと変わってしまった。
 昼夜逆転の時差のなかで一体、新聞各社は出稿や写真電送のデッドをどう設定してるのだろう。いちばんすごいと思うのはGAORAが本邦初、米国キャンプの生中継に踏み切ったことだ。ちょっとねぇ、キャンプ初日の最初のとこなんか実験映像っぽいっていうか、「人類月に立つ」的な感動がありました。何かねオープニング映像がフリーズして、「0201タイトル 1001013乗り換え」ってキャプションが映っちゃって、曲が出たり出なかったりして、こう探り探りやってんなぁというリアル感があったんだね。で、全14面のグラウンド完備というピオリア・スポーツ・コンプレックスがどーんと映った。

 僕は日本プロ野球(と野球中継)の到達点だと思ったなぁ。GAORA放送席には大リーグ通のアンカー・近藤祐司さんと、元ファイターズ&レンジャースの建山義紀さん。初日は気温7℃くらいでめっちゃ寒そう、かつ現地スタッフとの技術打ち合わせ(通称「技打ち」)がうまくいかなかったらしく、音声が不安定だったけれど、僕も僕のまわりのファンも「すんごい面白い!」と連日、LINEでやりとりしていた。

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shiro





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