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新人は上原、多和田ら過去最多6人。新垣、又吉、東浜、島袋……2016年活躍を誓う、沖縄出身のプロ野球選手

2月1日、プロ野球12球団が一斉にキャンプインとなる。9球団が沖縄でキャンプを行うが、沖縄の野球ファンは、特に県内出身の選手たちの動向が気になるのではないだろうか。

2016/01/31

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レギュラー奪取に燃える比屋根、嶺井ら

 打者でもヤクルトの比屋根渉、DeNAの嶺井博希、ロッテの伊志嶺翔大といった選手がいる。
 
 比屋根はヤクルトが固定できない「1番・中堅」の座をつかみ取る力を秘めている。ライバルは上田の他に、今季から加入した坂口らがいる。比屋根の武器である“足”を使った攻撃と守備で、レギュラー奪取に成功したい。
 
 嶺井はDeNAの捕手としては最多の74試合に出場。今季はさらに守備面でのレベルアップを図るため、昨季の秋季キャンプでも守備強化の練習に取り組んだ。正捕手に近い男であることは間違いないが、今季は開幕から143試合に出場することが目標だ。
 
 伊志嶺は10年のドラフト1位でロッテに入団。ルーキーイヤーの11年に126試合に出場し打率.261という成績を残したが、その後は伸び悩んでいる。昨季も34試合の出場に終わった背番号5は、持ち前のパンチ力ある打撃と足でレギュラー定着を目指す。
 
 その他にも、巨人の宮國椋丞やロッテの大嶺祐太、オリックスの比嘉幹貴、楽天の伊志嶺忠などがいる。
 
 そして、沖縄でのキャンプに続き今季の6月28日と29日には、沖縄セルラースタジアム那覇でオリックス対楽天の試合が行われる。沖縄でパリーグの公式戦が行われるのは、1962年の阪急対大毎の試合以来54年ぶりということになる。地元選手にはぜひ、沖縄のファンに夢と希望を与えるプレーを見せてほしい。

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