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ロッテ入団のナバーロ、ドミニカで明かした日本への興味「落ちる球に慣れたい」

千葉ロッテに入団が決定したナバーロは1月、ドミニカ共和国のウインターリーグへ参加していた。来日直前、本人に直接意気込みを聞いた。

2016/01/27

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一番好きなポジションはショート

――韓国では二塁手としてゴールデングラブを獲得しています。ウインターリーグではファーストを守っています。

「確かにここでは一塁もしくは外野を守る機会が多いですね。この2年は韓国でセカンドを守る機会が多くて、慣れてきましたし気持ちよくプレーできましたね」

――日本ではサードで起用されるのでは、との報道も出ています。

「どこで起用されるかに関してはまだ何も聞いていないですね。ピッチャーとキャッチャー以外の全てのポジションを守った経験はありますよ(笑)個人的に一番好きなポジションはショート。9~10年守っていた経験があります。でも、必要とされるポジションでプレーする準備はできています」

――ロッテでは、キューバ人のデスパイネ選手と共にプレーすることになります。

「正直なところまだチームメイトについてや、日本人選手のことはまだ何も知りません」

――ファンはナバーロ選手が中軸打者として、本塁打を量産することを期待しています。

「打順にしても打てと言われたところで打ちますよ。3番を打たせてくれとか、4番を打たせてくれというリクエストはありません。私は特別な選手ではなく、皆と同じ一選手ですから。そしてホームランの数は問題じゃなく、全力を尽くしプレーすることが大事です。神様にただ一つお願いするのは健康です。健康であり、いいプレーをする。その上で素晴らしいシーズンを送れたらと思います」

――日本のファンにメッセージをお願いいたします。

「もうすぐ日本に行くのでファンの皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。そして、自分のベストを尽くしてプレーし、ファンの皆さんに優勝を届けられたらと思っています」

 一部報道に出ていた素行不良や問題児という噂、金色に染めあげた髭にタトゥー、ピアスという風貌……とっつきにくいイメージを持って声をかけてみたのだが、その心配は全くの杞憂であり、真摯かつ丁寧にインタビューに応じてくれる非常に気さくなナイスガイであった。

 また、ここ数試合、ウインターリーグでのプレーを見ているが、中軸を任されながらも時にセーフティーバントを試みたり、凡打でもしっかり全力疾走を行っていたりというプレースタイルにも非常に好感を持った。

 発言の内容やそのプレーを見る限り、問題児という印象は全くない。
 近年、韓国球界経由の外国人が成功を収めているケースが多いこともあり、ナバーロにも同様の期待がかけられている。

 果たして、デスパイネとともに大砲不足のロッテにとって救世主となれるのか。

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