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2015年一塁手守備No.1はDeNAのロペス。でもあの偉大な打者はもっとすごかった!?

今季一塁手の中で、ロペスが一番安定した守備を見せたことが数字から明らかになっている。しかし世界の王は、打撃のみならず高い守備力を誇った。

2015/12/12

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一塁手にも求められる守備能力

 一塁手は普段、守備面ではあまり注目されないポジションだ。
「取って当たり前」とされ、守備よりも打撃が重視されるからだ。それでも、レギュラーの一塁手は年間では1000個以上のアウトを処理する。すべてのポジションで最も守備機会が多いのだ。

 優秀な一塁手と、そうでない一塁手では、シーズンを通せば大きな差が出てくる。
 また一塁手は併殺に参加することもある。このケースでは、ゴロを確実にさばくなど他の野手と同じ守備能力が問われる。

 今季の規定試合数(96試合)以上出場している一塁手の守備機会と、これを試合数で割った数値(RF 守備範囲の広さを示す)、そして併殺参加数を見てみよう(守備機会数順)。
※Baseball Referenceなどの資料に基づいて作成。

1.ロペス(DeNA) 守備機会1324 RF9.80 併殺参加数84
2.中田翔(日本ハム) 守備機会1319 RF9.46 併殺参加数94
3.畠山和洋(ヤクルト)守備機会1275 RF9.46 併殺参加数105
4.ゴメス(阪神) 守備機会1175 RF8.59 併殺参加数79
5.新井貴浩(広島)守備機会1067 RF9.65 併殺参加数64
6.メヒア(西武)守備機会992 RF8.11 併殺参加数72

 一塁守備の多くは、他の野手の送球を受けて一塁でアウトにする刺殺だ。一塁手だけでは成立しない。しかし厳しい送球もしっかり受けるなど一塁手の守備能力の違いが、長いシーズンでは大きな差になってくる。

 DeNAのロペスはMLBでは二塁や三塁も守っていた。畠山和洋も併殺参加数105は最多、今季は打点王を取ったが、守備面でも貢献していた。

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