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歴史的貧打に泣いた巨人。40歳由伸監督誕生、阿部に代わるリーダーの台頭を【2015年通信簿】

打線低迷の中、投手陣が踏ん張り何とかリーグ2位をキープした巨人。来季は名将・原監督から若き高橋由伸監督へ指揮官も交代するが、どのような采配を振るうのだろうか。

2015/12/24

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注目は、阿部の起用法

【ベンチワーク3点】
在籍12年間で7度のリーグ優勝を勝ち取った原采配。
今季も随所でさすがと唸らせられる選手起用を見せたが、山口とマシソンの勝ちパターンにこだわるあまり落とした試合も見受けられた。
クローザー澤村と1番立岡の抜擢は、原監督から由伸監督への置き土産だろう。
終わってみれば、原巨人とは最後まで「キャッチャー阿部慎之助のチーム」だったように思える。
首脳陣も捕手阿部に代わるチームの心臓部を「坂本・長野」に託そうとしたものの、それが機能したとは言いがたいシーズンになってしまった。

【総合2点】
正直、10月の野球賭博問題のゴタゴタと監督交代劇でペナントレースの印象がほとんどない。
そんな巨人ファンも多いのではないだろうか。
来季はシーズン中の結果で話題になってほしい。
チームのひとつのサイクルが終わり、再建は由伸監督に託された。
さらば原辰徳。背番号24とともに巨人軍は新しい時代へと進むことになる。

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