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二保、東浜、千賀ら伸び盛りの投手が多いホークス。3連覇達成へ「工藤塾」開校の思い

日本一連覇の余韻に浸ることなく、早くも3連覇に向けて秋季キャンプを行っているソフトバンク。一軍キャンプ初日から工藤公康監督は「工藤塾」を開校し、土台となるカラダづくりの重要性を選手に伝えた。

2015/11/17

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来季へ早くも始動したソフトバンク

 日本一連覇を達成し、最も長く野球をしたチームとなったソフトバンクだが、来季に向けた始動は早かった。
 10月29日に日本シリーズが終了し、工藤公康監督がとった休養日は1日のみ。翌31日には宮崎入りし、すでにキャンプインしていた二・三軍を見守った。一軍は11月4日に合流。早くも3連覇への戦いが始まった。

 野手陣はプレミア12に参加している松田宣浩、今宮健太、中村晃、故障中の内川聖一、柳田悠岐などが不参加でレギュラー陣は少なめ。そんな中、副キャプテンでもある本多雄一の声がグラウンドに響き渡っていた。

 洗練された守備や走塁、職人的な働きでチームを盛り上げた川島慶三も元気に参加。

「143試合に出ていた人は疲れもあるでしょうけど、僕は全然(笑)。このキャンプで一年間使ってきた体を整え、元に戻していきます」

 シーズンで55試合に登板、ポストシーズンでは3試合に登板していずれも無失点に抑え日本一に貢献した2年目の森唯斗。キャンプ合流後は個別メニューで調整している。

「疲れはないですよ。動きながら、悪いものを出していっています。シーズン中にもやっていたことですが、キャンプでもしっかりインナーマッスルを鍛えること。後半になればウエイトトレーニングも取り入れる予定です。ハイペースにならないよう気をつけながらやっています」

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