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【MLB】インディアンス、朴炳鎬の獲得失敗も韓国人補強に積極的。次は阪神・呉昇桓に興味

朴炳鎬の獲得に積極的な姿勢を見せたインディアンスはポスティングでの交渉権は獲得ならず、今度は今季、阪神タイガースでプレーしていた呉昇桓の獲得に興味を示している。

2015/11/13

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優先は野手だが、リリーフ投手も必要

 現地11月10日には、クリス・アントネッティ編成本部長は「インディアンスがこのオフシーズン集中すべきは攻撃陣の補強」と語った。右肩手術でマイケル・ブラントリーが来季開幕に間に合わない可能性があるため、なおさらだ。

 その一方でホインズ氏はブルペン陣の強化が必要との認識を示している。

“The bullpen, however, could use some fresh arms. The Tribe’s pen posted the second-best ERA in the AL this year at 3.12, but going down the stretch it was clear that manager Terry Francona needed another option besides Bryan Shaw and closer Cody Allen.”
「それでもブルペンは新鮮な顔ぶれを必要としている。インディアンスのブルペンは2015年シーズンAL2位の防御率3.12を誇ったが、シーズン終盤ではフランコーナ監督はブライアン・ショーと抑えのコディ・アレン以外の選択肢を必要としていたのは明らかだった」

 さらに続けて呉昇桓はポスティングではなく、FAとして契約できる利点を指摘した。

“Oh, unlike Park, is a free agent and does not have to go through the posting process. Korean outfielder Ah-Seop Son is expected to be posted in the near future. The Indians have scouted Son, but it’s unclear if they’ll make a bid on him.”
「朴炳鎬のようにポスティングを使っての移籍ではなく、呉昇桓はFAとして契約ができる。孫兒葉も近々ポスティングにかけられると予想されている。インディアンスは孫兒葉もスカウトしてきたが、入札するかは明らかではない」

 インディアンスではマリナーズからの移籍で獲得した選手ではあったものの秋信守が韓国人野手として、スターになった経緯もある。このオフ目玉であった朴炳鎬の獲得は叶わなかったものの、新たな韓国人選手の補強に着手できるか注目だ。

出典: Cleveland Indians interested in South Korean reliever Seung-hwan Oh in Cleveland Plain Dealer on November 11, 2015

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