フィルダー、ソリアーノ、ルイスらも日本球界経由。バーネット、李大浩はMLBで成功をおさめられるか
リーグ優勝の原動力となったヤクルトの守護神バーネット、日本一連覇の立役者の一人、ソフトバンクの主砲李大浩らが今オフのMLB挑戦を表明した。これまでヤンキース等で活躍したアルフォンソ・ソリアーノや、レンジャースの主戦投手コルビー・ルイスら日本球界を経由してMLBで活躍する選手は多い。
2015/11/05
ベースボールチャンネル編集部
その他の主なNPB経由で成功をおさめた外国人選手
スコット・アッチソン（08～09阪神、10～15レッドソックス,インディアンズ等）
NPB 117試合 12勝 9敗 防御率2.77
MLB復帰後245試合 15勝 8敗 防御率3.52
阪神でセットアッパーとして活躍後、メジャー復帰。14年に70試合、防御率2.75。
ライアン・ボーグルソン（07～09阪神,オリックス、11～15ジャイアンツ）
NPB 62試合 11勝 14敗 防御率4.17
MLB復帰後145試合 48勝 46敗 防御率3.89
復帰1年目の11年にオールスター出場、5年間で2度の世界一に貢献。
カルロス・トーレス（11巨人、12～15ロッキーズ,メッツ）
NPB 6試合 1勝 2敗 防御率6.26
MLB復帰後 196試合 22勝 21敗 防御率3.89
巨人では鳴かず飛ばずも復帰後にリリーフで開花、メッツに欠かせない存在に。
エルマー・デセンス（99巨人、96～98,00～10レッズ,ドジャース等）
NPB 8試合 0勝 1敗 防御率3.86
MLB復帰後 380試合 50勝 58敗 防御率4.28
日本では未勝利も、復帰後4年間はローテーションに入り。その後もリリーフで長く活躍した。
エリック・スタルツ（10広島、11～15パドレス,ブレーブス等）
NPB 21試合 6勝 10敗 防御率5.07
MLB復帰後 100試合 28勝 38敗 防御率4.07
日本では被弾が多く期待に応えられず。12年途中のパドレス移籍後からローテに定着し3年間で27勝。
ペドロ・フェリシアーノ（05ソフトバンク、06～10,13メッツ）
NPB 37試合 3勝 2敗 防御率3.89
MLB復帰後 433試合 21勝 20敗 防御率3.13
メジャー復帰後の5年間で408試合に登板。08～10年には3年連続リーグ最多登板と馬車馬のような活躍。
リー・スティーブンス（94～95近鉄、96～02レンジャース,エクスポズ等）
NPB 222試合 打率.262 43本塁打 136打点
MLB復帰以降 821試合 打率.261 130本塁打453打点
日本で長打力が開花、復帰後は主に1塁,DHで5年連続20本塁打。