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松田、今江ら今季FA組に注目? 金本新監督の阪神、苦しい三塁手事情

シーズン中は全ポジション最多の8選手をレギュラー起用するなど阪神の泣き所となったサード。すでに今季FAのソフトバンクの松田を調査するとも報じられている。

2015/11/01

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来季の課題は正三塁手の確立にあり

 2014年はレギュラーシーズン2位もクライマックスシリーズを制し、日本シリーズに駒を進めた阪神だが、今年は借金1。広島を0.5ゲーム差でかわしてCS進出こそ果たしたものの、とても満足のいくシーズンではなかった。

 そんな阪神の来季の課題の一つに正三塁手の確立があげられる。

 今季の阪神のサードでスタメン出場したのは、69試合の今成亮太を筆頭に、44試合の西岡剛、23試合の新井良太ら計8選手にも及ぶ。
 今季はキャッチャー、センターらでもレギュラーを確立できずに苦しんだ阪神は、スタメン起用人数は三塁が最多だ。

 過去2年三塁手としてチーム最多出場の今成。
 今季は右脇腹痛で開幕からわずか2日で登録抹消、4~5、9月の3カ月は合計でわずか6試合にしか出場できなかった。昨年も9月以降同じ個所を痛めて長期離脱しており、1年を通じてレギュラーを張れるかは不透明だ。93試合に出場し、打率.283と当然来季も戦力として金本新監督は構想に入っているだろうが、パワーヒッターではないだけにできれば本来なら対右のプラトーン兼ユーティリティープレイヤーとしてベンチに置いておきたい存在ではないか。

 今季3塁にコンバートした西岡が右肘の怪我に苦しみ、機能しなかったのも誤算だった。来季は二塁転向が有力だ。新井良太も長年レギュラー定着が期待されている中で、今季は打率.193と大不振、年々三振率が上昇するなど粗さが目立ってきているうえ、来季で33歳と年齢もベテランの域に入ってくる。

 中堅が不振な時こそ若手の台頭に期待したいところ。今季初の1軍出場を果たした北條史也は来季ある程度の出場機会を得られる可能性はあるものの、本来は二遊間でのレギュラー定着が期待されている選手。1、3塁を守る陽川尚将、内野全ポジションの経験がある西田直斗らは二軍でも打率.230以下と現段階では確実性に乏しい。
 そもそも阪神で25歳以下の内野手は高卒1年目の植田海を含めて4人だけしかおらず、今季のドラフトでも内野手の指名はなかった。

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