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千葉ロッテなどで活躍した小林宏之が現役引退を発表

10月22日、千葉ロッテなどで活躍した小林宏之投手が自身のフェイスブックで引退を発表した。

2014/10/22

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10月22日、千葉ロッテなどで活躍した小林宏之投手が自身のフェイスブックで引退を発表した。
 
以下、原文を抜粋
『千葉ロッテマリーンズ,阪神タイガース,アナハイム・エンゼルス,群馬ダイヤモンドペガサス,信濃グランセローズ, 埼玉西武ライオンズとプレーさせて頂き、ありがとうございました!
 沢山の方々のサポートがあり、悔いなく現役生活を、過ごす事が出来ました。
 
 これからは、これまでの経験を活かし違った角度から野球を学び色々な事にチャレンジして行きたいと思います。
 
 ここまで、小林宏之の支えてくださいました皆様に、この場をかりて、厚くお礼申し上げます。
 
 本当に、ありがとうございました!!
 
 そして、今後とも何卒宜しくお願い致します!!』
 
 小林宏之は、春日部共栄高校から96年ドラフト4位で千葉ロッテマリーンズに入団。5年目の2001年終盤に1軍での登板が増え、02年はセットアッパーとして守護神・小林雅につないだ。03年途中からは先発の一角に入り、05年は清水直行、渡辺俊介ら3本柱として日本一に貢献した。また、打撃センスも抜群でこの年の交流戦では打率3割もマークした。
 
 06年以降は、チームの先発の軸に定着。特に07年はレギュラーシーズン13勝3敗とチームのクライマックスシリーズ進出へ導いた。
 長身から投げ下ろす威力あるストレートと、縦に落ちる変化球が武器。しかし、この頃から度々足の痙攣に悩まされ降板するようになり、08年、09年は右肩痛も影響してフォームを崩すなど、勝てない苦しい時期を過ごした。
 
 ボビー・バレンタイン監督から、西村徳文監督に代わった2010年。クローザーに指名され、序盤から安定感ある投球を見せた。しかしシーズン終盤は疲労もあり、救援失敗が増え、内や伊藤などに抑えを任せるケースも目立った。
 同年、FAで阪神タイガースへ移籍したが、ここでも復調ならず、1年で退団。その後は群馬ダイヤモンドペガサス、信濃グランセローズなどの独立リーグで現役続行。今季はシーズン途中から埼玉西武ライオンズに入団し、中継ぎで登板したが思うような結果は残せなかった。
 
 2005年千葉ロッテの日本一に貢献した選手が、また一人ユニフォームを脱ぐ。