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残り18勝で西口引退。NPB通算200勝投手は、今や「絶滅危惧種」に

西口文也が今季限りでの引退を発表した。現役投手の中で通算200勝までは、すでに達成している山本昌につづき一番近い投手だったが、ここ数年は怪我にも悩まされ、思ったような投球ができなかった。

2015/09/23

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DeNA三浦3(ロゴ入り)

遠い200勝への道のり

 埼玉西武ライオンズの西口文也が引退を発表した。長い間西武のエースとして君臨。ストレートに鋭いスライダー、ブレーキのきいたチェンジアップを織り交ぜて打者を打ち取ってきた。しかしここ数年、満足な投球はできなかった。

 通算勝利数は182勝、現役選手では山本昌の219勝に続き2位。山本昌も去就が注目されているが、200勝を達成した山本、今季限りで引退する西口を除くと、200勝に近い現役勝利数5傑はこの顔ぶれになる。

1.三浦大輔 DeNA  42歳 172勝 今季6勝
2.石川雅規 ヤクルト 35歳 143勝 今季12勝
3.杉内俊哉 巨人 35歳 142勝 今季6勝
4.川上憲伸 中日 40歳 117勝 今季一軍登板なし
5.内海哲也 巨人 33歳 116勝 今季1勝

 最多勝の三浦は42歳にしては奮闘しているが、200勝まであと28勝。相当厳しいと言わざるを得ない。

 2位の石川は今も一線級の投手でヤクルトの優勝争いに貢献しているものの、あと57勝は遠い道のりだ。
 川上憲伸も進退が注目されている。
 杉内、内海の巨人勢も今季は故障や不振に悩まされている。

 200勝は打者の2000本安打と並んで「一流選手の基準」とされてきたが、最近、このラインを突破する投手は激減している。

年代別に200勝をクリアした選手を見ると

1940年代 3人 スタルヒン、若林忠志、野口二郎
1950年代 5人 金田正一、別所毅彦、杉下茂、中尾碩志、藤本英雄
1960年代 6人 米田哲也、小山正明、稲尾和久、梶本隆夫、村山実、皆川睦雄
1970年代 1人 鈴木啓示
1980年代 6人 山田久志、東尾修、村田兆治、江夏豊、堀内恒夫、平松政次
1990年代 1人 北別府学
2000年代 2人 工藤公康、山本昌
2010年代 0人

 2008年8月4日の巨人戦で山本昌が24人目の200勝投手になってから7年、大台を超えた投手は出ていない。現在の勝利数ランキングを見ても、200勝投手は当面出てきそうにない。

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