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親子Vのホークス、中軸固定以外は多様なオーダーでチーム力を高めた工藤采配

1軍は9月17日に独走Vを達成。今季、工藤新監督は中軸を固定する一方で、それ以外は様々なオーダーを組んだが、それが効果的に機能し、チーム力の底上げにもつながった。さらに2軍も9月20日にV4を達成した。

2015/09/22

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多様なオーダーが、チーム力の底上げに

 リーグ最速となる9月17日、ソフトバンクの工藤公康監督は歓喜の輪の中心で9度、宙を舞った。2位日本ハムに14.5ゲーム差をつけての独走V。

 リーグ連覇、監督就任1年目での快挙だ。

「ホッとしています。みんなが頑張ってくれたおかげで僕が宙を舞うことができました」と感謝を口にする指揮官。満員のヤフオクドームのスタンドからは「おめでとう」と「ありがとう」の声が飛び交った。

 工藤監督が指揮を執るようになり、対戦相手や選手の状態によって昨季までは見られなかった様々なオーダーが組まれた。今までにない起用法に見事に応えてきた選手たち。

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「選手の中には不安に感じる方もいたと思う。でもよく期待に応えてくれた」と工藤監督。

 特に故障で本多雄一が離脱してからの二塁手と、指名打者次第で入れ替わる右翼手、そして捕手には多くの選手が名を連ねた。

 若手にとってはチャンス、レギュラーにとっては刺激となり、相乗効果を生んだことは言うまでもない。

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 打撃では球数を投げさせる1番、そしてクリーンアップを還す7番として機能してきた中村晃。「打順やポジションにこだわりはない。試合に出られればそれでいい」と器用に役割を果たしている。

 見えないファインプレーとも言えるポジショニングや走塁でチームを救ってきた川島慶三は一塁、二塁、三塁、左翼の守備についた。移籍2年目、グラウンドでは職人技を、それ以外では持ち前の軽快なトークを披露しチームを支えた選手の一人だ。

 川島や髙田知季の出場機会増加に伴い、これまで不動の二塁手としてチームを牽引してきた本多の出場機会は減少した。

 故障による離脱があってのことだが、ベンチスタートが増え、その光景は見慣れないものだった。「悔しさはある。でも、しっかりと準備をするだけ」と前を向く副キャプテン。優勝決定の翌日にはスタメン出場し、マルチヒットと盗塁を記録した。「しっかり準備をしてきているからね。さすがだな」と工藤監督は称賛を送った。

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