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「カープ女子だけじゃない」首都圏5球団が“野球女子”倍増を目指し一致団結!

首都圏を本拠地としている千葉ロッテマリーンズ、埼玉西武ライオンズ、読売ジャイアンツ、横浜DeNAベイスターズ、東京ヤクルトスワローズの5球団は13日都内で共同会見を開き「首都圏5球団共同事業 野球女子“倍増”プロジェクト」を発表した。

2015/03/13

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緑川航

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5年で首都圏5球団のファンクラブ女子会員数を2倍を目指す!

 首都圏を本拠地としている千葉ロッテマリーンズ、埼玉西武ライオンズ、読売ジャイアンツ、横浜DeNAベイスターズ、東京ヤクルトスワローズの5球団は13日都内で共同会見を開き「首都圏5球団共同事業 野球女子“倍増”プロジェクト」の具体的な内容と今後の取り組みについて発表を行った。

 会見には野球応援ファッションを身にまとった各球団のチアリーダーや“女の子”マスコットキャラクター(ヤクルトはつば九郎)らも出席した。

 セリーグの巨人、DeNA、ヤクルトの3球団は2012年から2014年までの3年間共同で事業を行ってきた。またパリーグで首都圏に本拠地を置くロッテと西武とも、ビジター応援デーなどで現場レベルで交流を図ってきた。それを発展させて実現したのが、首都圏5球団共同事業である。

 第1弾として、キャッチボールができる環境が減少していることへの危機感から「公園キャッチボールプロジェクト」を今年の1月に発表しており、すでに各球団の本拠地の地域公園では市民によるキャッチボールが行われている。(東京=善福寺公園、昭和記念公園、横浜=本牧市民公園、千葉=豊砂公園、所沢=所沢カルチャーパーク)

 そして首都圏5球団が行う共同事業の第2弾が、この「野球女子“倍増”プロジェクト」だ。2015年3月より開始し、2019年シーズンまでに5球団合計のファンクラブ女性会員数を現在の2倍である35万人にすることを目標としている。
 首都圏を本拠地としている各球団が呉越同舟した越境タッグを組むことで、プロ野球をまだ生観戦したことがない人からルールを詳しくわかっていないライトなファンまで、首都圏近郊の女性にプロ野球に親しんでもらえるような環境作りを行っていく。

 プロジェクトの概要の発表後に、プロ野球における女性ファンの現状と各球団の取り組みが説明された。

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 会見冒頭で「女性が盛り上がっているのはカープ女子だけではないんです」と担当者が説明したように5球団ともに近年、女性ファンを対象にしたサービスに力を入れており、ファンクラブ会員数や来場者数が増加した結果、昨年は250万人以上の女性ファンが球場に足を運んだという。

◎千葉ロッテ
 もともと女性ファン比率が33%以上と高いロッテは、様々な女性ファンサービスを提供してきた。ただ近年は伸び悩みの傾向にあったという。しかし、昨年5月14日にお得でバリエーションが多い企画チケットを用意した「スーパーレディースナイト」を実施すると、女性来場比率が45%にまでアップ。来場特典はもちろん、選手との触れ合いの場を設けたのも好評だったという。野外球場の中ではキレイな球場とされるQVCマリンフィールドだが、更に球場を美化し、女性が訪れやすい雰囲気つくりに取り組んでいく。今年も6月28日にレディースデーの開催を予定。

◎西武
 2008年の球団改革以降、ほぼ毎試合後にグラウンドを開放したり、水曜日(昨年は12回)には「やきゅウーマンナイト」「女性がフィールドの主役になれちゃう」などの女性向け企画を実施することで、徐々に女性ファンが増加。女性向けのグッズや企画グルメも多数発売されたことで、2008年に22.5%だった女性来場比率が昨年は27.9%にまで上昇した。昨年5月6日には“お母さんを感謝する日”、また女性特有のがんの啓発活動を行う日として「LIONS HAPPY MOTHER’S DAY」を開催。ベースやネクストバッターボックスなどをピンク色にしたり、選手と触れ合う機会を“お母さん”限定で行った。「LIONS HAPPY MOTHER’S DAY」は今年も母の日に近い5月6日に開催予定。

◎巨人
 巨人は2012年から2014年までの間に、女性来場者比率が33.6%から37.6%に上昇。その理由として、彼氏や友人に誘われたり、イケメン選手を生で見たいなどの理由が挙げられる。2010年にスタートした「Girls’ Giants Seat」は2010年は11試合150席だったところ、今季は20試合320席に倍増。特製の座席シートやメガホンが特典で付くなど、全席種の中でも人気が高いという。また女性ジャイアンツファンの名称を募集したところ、昨年9月に約3000件の応募の中から選ばれたのは「G-jo(ジージョ)」。昨年末には「G-joクリスマス会」、今年の沖縄キャンプでは2泊3日で「G-jo沖縄キャンプツアー」を開催し、いずれも大盛況だった。巨人のG-jo戦略は今季から本格発進する。

◎DeNA
 DeNAは女性向け企画チケット「女子シート」が大好評。今年は座席を昨年の内野指定席Cから内野指定席Bに変更し、特典グッズも含めてバージョンアップする。また、昨年行われた女性向けイベント「ショコラガーデン」には地元スイーツを出店させるなど、球場内外で女性が楽しめる環境作りに成功した。そして今年は「YOKOHAMA★GIRLS FESTIVAL 2015」を6月20、21日の広島戦で開催。なんと女性限定で「YOKOHAMA★GIRLS FESTIVAL 2015」オリジナルユニフォーム付きのチケットを販売し、カープ女子と対峙する。争奪戦が予想されるチケットは4月28日より先行販売。

◎ヤクルト
 ヤクルトはファンクラブ「Swallows CREW」の入会特典を2015年からリニューアル。選手と同じデザインのCREWユニフォーム、BEAMS designコラボトートバッグなどを入会特典にしたことにより、女性会員数が2013年より1.68倍に増加した。また、昨年8月3日に開催した「ゆかたナイター」では、ゆかたで来場したファンに特別割引チケットを販売し、ヒーローインタビュー見学&選手とハイタッチ、ハマーリムジンでお送り権が当たるというイベントを実施した結果、女性来場者比率が通常平均30%から約40%にアップした。今季も女性を対象としたイベント・チケットの販売を予定しており、グラウンド上での体験イベントや、女性向け特典付きチケット、女性に大人気の球団マスコット「つば九郎」(会見にも登場)とのイベントなどが企画されている。

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