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【MLB】補強の差?田中将大を自慢の長打力で沈めたブルージェイズ 8連勝で首位ヤンキースに肉薄

好投の田中将大に2本の本塁打を浴びせ、2対0で勝利したブルージェイズ。地区首位ヤンキースを3連勝で下し、チームは8連勝。狙いはワイルドカードから地区優勝へシフトだ。

2015/08/11

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2被本塁打で敗戦投手に

 ヤンキースタジアムでは4連勝中だった田中将大は、8月9日のブルージェイズ戦でも持ち味を活かした好投を見せた。しかし、この日も今季の田中について回る課題の被弾を避けることができなかった。ブルージェイズの現在の勢いと田中の投球について、『ESPN』では下記のように報じている。

On July 28, the Toronto Blue Jays sat in fourth place, eight games behind the American League East-leading New York Yankees, and appeared destined to battle for an AL wild card.
7月28日時点では、トロント・ブルージェイズはアリーグ東地区で首位のヤンキースに8ゲーム差を付けられ4位だった。そして、望みはワイルドカード狙いにしかないように思えた。

 しかし、9日の2対0での勝利によりヤンキースタジアムでの3連戦をスウィープで締め括った今は、1.5ゲーム差だ。ヤンキースにとっては、同地区のライバルであるブルージェイズを直接叩く好機でもあった。しかし、トロントの先発投手陣は、全3戦で1点しか許さないという完璧な投球でヤンキースを封じた。

 3連戦の最後となる9日の日曜日のゲームでは、7日のRA・ディッキー、8日のデビッド・プライスに次ぎマルコ・エストラーダが素晴らしいパフォーマンスを見せた。彼は、6回1/3を被安打3で無失点に抑え、ラトライ・ホーキンスにマウンドを譲った。その後も、ブルージェイズはアーロン・サンチェス、ロベルト・オズーナとつなぎ、彼らリリーフ陣は安打を許さなかった。ヤンキースが2試合連続で完封を喫したのは、ここ16年間で初めてのことだった。

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