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投球のズレを修正し、制球だけでなく球速まで取り戻した田中将大

ヤンキースの田中将大が3日のレイズ戦に先発し、6回を6安打3失点。自身に勝敗は付かなかった。立ち上がりこそ先制を許すも、打ち込まれた過去2戦から田中将大は修正してきた。

2015/07/05

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at Yankee Stadium on July 3, 2015 in the Bronx borough of New York City.

先制を許すも、その後は修正

 復調への兆し、と呼ぶには十分すぎる快投だった。
 ヤンキースの田中将大が3日のレイズ戦に先発し、6回を6安打3失点。3点ビハインドの場面で降板したが、その後に味方打線が奮起。チームはサヨナラ逆転勝利を飾り、自身に勝敗は付かなかった。

「自分の中では手応えを感じていますし、過去2戦の内容とは自分の中で大きく違うと思っています」

 田中も自身の公式サイトでこう語ったように、確かな手応えを得たようだ。

 ここ2試合はいずれも3本塁打を浴び、計13失点11自責点と打ち込まれていた。これ以上、同じ轍(てつ)を踏むわけにはいかなかった。

 相手先発は同い年で、今季すでに9勝でオールスターの先発候補にも挙がるクリス・アーチャー。「良いピッチャー相手にいきなり初回に点を取られてしまうと楽にさせてしまいますし。いずれにしても、初回の2点はすごく反省しないといけないと思います」ともちろん反省は忘れなかったが、2回以降の修正が、最近2度の登板とは大きく異なった点だ。

 初回、甘く真ん中に入ったスプリットを捉えられた2本の二塁打と四球で、1死も奪えず先制を許した。さらに無死二、三塁から4番ロニーに右犠飛を許し、追加点も奪われた。だが、次打者から8者連続凡退。特に目立ったのが速球系の力強さだった。
 この日の田中は、DLからの復帰戦だった6月3日のマリナーズ戦でも計時した、メジャー自己最速の96マイル(約154km)をマーク。それだけでなく、93マイル(約150km)超えの速球が22球もあった。

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