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3000本安打達成のAロッド メディアから批判も元チームメイトは「偉大な師匠」と称賛

史上29人目となる3000本安打を達成したヤンキースのアレックス・ロドリゲス。地元メディアらからは手厳しい声が上がる一方で、かつてのチームメイトたちは変わらぬ信頼を口にしている。

2015/06/21

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New York Yankees v Detroit Tigers - Game Four

強打者らしく本塁打で3000本達成

 現地19日、ヤンキースのアレックス・ロドリゲス内野手が本拠地ヤンキースタジアムでのタイガース戦で通算3000本安打を達成した。2011年のデレク・ジーター以来3年ぶり、史上29人目となる3000本安打到達した。

 通算667号、メジャー史上に残る強打者らしい3000本目だった。
 あと1本まで迫って迎えた第一打席、タイガース先発ジャスティン・バーランダーの投じた初球、95mphのストレートを振りぬくと打球はヤンキースファンで埋まる右中間へと吸い込まれた。3000本安打を本塁打で達成したのはウェイド・ボックス(元ヤンキース、達成時はデビルレイズ)、そしてジーターに次ぐ史上3人目の快挙だ。

 満員の観客からのスタンディングオベーションの中、ベースを一周したAロッドをヤンキースの選手たちもダグアウトを飛び出して歓待。C.C.サバシアやブレッド・ガードナーら長年ともに戦ってきたチームメイトたちは抱き合って喜びを分かち合った。普段はたびたびブーイングをあびせるブロンクスのファンたちもこの日は祝福モード一色、大歓声でAロッドをカーテンコールに導いた。

 試合後、記者会見で「いつだってヒットを打たれたくはない。本当にこんな形で歴史に名を残したくはなかった。彼(ロドリゲス)には脱帽だよ」と語ったのはバーランダー。ジーターに3000本目となる本塁打を浴びたのち「彼のような選手/人間の一発で歴史に名を残せたのはうれしいよ」と語ったデビット・プライスと180度異なるそのコメントに記者からは「Aロッドじゃなくもしジーターにマイルストーンのヒットを浴びていたら」という質問も飛んだ。(バーランダーは質問には口を閉ざした)

『CBS Sports』のマイク・アクシサはこの一幕に対して以下のように述べている。

Verlander didn’t exactly heap praise on A-Rod, but he didn’t throw him under the bus and call him out for his performance-enhancing drug history either. He went about it as diplomatically as possible, I suppose.
バーランダーはAロッドを多いに称賛することはなかった、しかし彼はAロッドを犠牲にしたり、Aロッドのパフォーマンス向上のための薬物使用問題を持ちだすことはしなかった。バーランダーはできるかぎり社交的な会見を行ったと私は思っている。

 このように、メジャーリーグのマイルストーンでも最も偉大とされるものの一つ、「殿堂行きの切符」とも言われる3000本安打だが、メディア内では手厳しい意見もある。

 地元タブロイド紙の反応はさらに手厳しい。汚れや腐敗を意味する「tainted」という単語でAロッドやマイルストーンを表現したうえで、3000の0の中央に注射器が描かれたもの「3***」(アスタリスクは参考記録を意味する)といった数字が一面に大書きされている。

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