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過去にはオーナーが監督も兼務!? イチローの金字塔到達のカギ握る、マーリンズ素人監督の手腕

イチローが所属するマーリンズ指揮官の交代。マイク・レドモンド監督の後任には、GMを務めていたダン・ジェニングズ氏が抜てきされたことは、全米で驚きのニュースとして取り上げられた。

2015/05/21

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Getty Images

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イチロー会見

新人監督に見せた、イチローの気遣い

 全米の野球関係者が驚きを持って迎え入れた。イチローが所属するマーリンズ指揮官の電撃交代劇。マイク・レドモンド監督の後任には、GMを務めていたダン・ジェニングズ氏が抜てきされた。

 メジャーでのプレー経験はなく、指導者としても30年前に高校のコーチをした程度だという。いわゆる「素人監督」。86年にレッズのスカウトとなり、02年にマーリンズのフロント入り。13年からGMを務めてきた。フロントでの経歴は十分だが、ユニフォーム組としての経験は全くない。

 これにはイチローも驚き、そしてベテランらしい配慮をもって出迎えた。新監督初陣となった18日のダイヤモンドバックス戦。開始直前のダグアウトで、なんとネクタイを取り出し監督の首に掛けたのだ。

「あなたはGMだったのだから。そのネクタイをしめて選手にあいさつをして、そしてそれを外したらもう監督ですよ。イチローにはそう言われたんだ」

 実際にジェニングズ新監督はユニホームの上にネクタイをしめ、選手たちと次々に握手を交わした。そしてフロント組の象徴であるネクタイをほどき、ユニフォーム組の仲間入りを果たした。「とても温かく、チームの一員になれた瞬間だと思った。将来殿堂入りするような選手に気遣ってもらい、忘れられない瞬間になった」と黒星発進となった初戦後の会見で、メディアを通じてイチローへの感謝の思いを口にした。

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