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「上原の不調が続くならば…」米メディアでささやかれる新守護神待望論

上原の不調によって現地の多くのメディアからは以前レッドソックスでクローザーを務めていたパペルボンの再獲得を検討するべきではないかという声が上がっている。かつての守護神の復帰は上原がクローザーの座を失うことを意味するが……

2015/05/02

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かつてのボストンの守護神獲得を求める声

 上原の立ち位置は以前ほど絶対的なものではなくなっている。ワールドシリーズ制覇に貢献するなど絶対的な守護神として2013年の加入以来レッドソックスを支えてきた上原だが、昨年終盤の不振に加え今季は球速が大幅に低下、新しいクローザーが必要ではないかという声が地元紙『Boston Globe』『CSNNE.COM』など多くの米メディアからあげられている。

 その新クローザーとして名前が挙がっているのが2007年レッドソックスのワールドシリーズ制覇に貢献し、現在はフィリーズでクローザーを務めるジョナサン・パペルボンだ。レッドソックス戦を中継するラジオ局WEEIのサイトでは「もし上原の問題が続くならば、レッドソックスはパペルボンを獲得するべきだ」と題した特集を掲載している。

The Red Sox should absolutely give Koji Uehara time to sort out whatever it is that has left him with a Tim Wakefield fastball. And if he doesn’t figure it out soon, general manager Ben Cherington should pick up the phone, call Phillies counterpart Ruben Amaro, and bring Jonathan Papelbon home.
レッドソックスは上原に彼がティム・ウェイクフィールド(レッドソックスで活躍したナックルボーラー)のような速球を投げている状態を解決する時間を絶対に与えるべきだ。そしてもし彼がその問題をすぐに解決できないようなら、GMのベン・チェリントンは電話をとり、フィリーズのGMルーベン・アマロを呼び出して、ジョナサン・パペルボンを取り戻すべきだ。

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