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新人王・大谷に次ぐ新たな「二刀流」誕生へ ホ軍デビッドソンが投球練習を続行

2018/11/13

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 シカゴ・ホワイトソックスのマット・デビッドソン内野手が投球練習を続け、来季の登板に備えていることが分かった。米メディア『FANSIDED』が12日(日本時間13日)、伝えている。
 
 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手に次ぐ、新たな二刀流選手誕生の可能性が浮上してきた。
 
 デビッドソンは、メジャー4年目となった今季は主に一塁手としてプレー。123試合に出場し打率.228、20本塁打、62打点の成績で、メジャー史上4人目の開幕戦3本塁打を放つなど長打力のある選手として活躍していた。
 
 その一方で投手としても8月までに3登板を経験。「シーズン15本塁打・3登板」はメジャー史上3人目のことだった。登板はいずれもリリーフでの登板だったが、3回を投げ無失点、2奪三振と好投。デビッドソンにとっては高校時以来の登板だったが、150キロ近い直球とカーブやチェンジアップを織り交ぜるなど本格的な投球が光った。
 
 同メディアによるとデビッドソンは今オフシーズンは投球練習を続けていく意思を示しており、球団側もリリーフ投手としての練習を許可している。今季は大量点差がついた場面での登板だったが、好投を続ければ僅差での登板もありえるかもしれない。
 
 この日、22本塁打と4勝をマークした大谷がアメリカン・リーグ新人王に輝いたが、それに次ぐ新たな二刀流選手としての活躍が期待されるデビッドソン。大谷は来季打者としてプレーする方針だが、投手デビッドソン、打者大谷の「二刀流対決」が見られるかもしれない。