大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



MLB週間MVPは猛打爆発の2人、珍記録達成も!? 2015年MLBは、開幕から記録づくし

MLBの週間MVPにタイガースのミゲール・カブレラとドジャースのエイドリアン・ゴンザレスが選ばれた。開幕から猛打爆発の大砲2人の活躍とともに、ここまでのメジャーリーグを振り返る。

2015/04/15

text By

photo

Getty Images



開幕好スタートのレッドソックス、マーリンズは苦戦

 次に開幕から約1週間でどんな順位となっているのか。

・チーム成績(日本時間4月14日時点)
アリーグ東地区
1レッドソックス 5勝 2敗 勝率.714
2レイズ     4勝 3敗 勝率.571
 ブルージェイズ 4勝 3敗 勝率.571
3オリオールズ  3勝 4敗 勝率.429
 ヤンキース   3勝 4敗 勝率.429

アリーグ中地区
1ロイヤルズ    7勝 0敗 勝率1.000
2タイガース    6勝 1敗 勝率.857
3ホワイトソックス 2勝 4敗 勝率.333
 インディアンズ  2勝 4敗 勝率.333
5ツインズ     1勝 6敗 勝率.143

アリーグ西地区
1アスレチックス 4勝 4敗 勝率.500
2アストロズ   3勝 4敗 勝率.429
 エンゼルス   3勝 4敗 勝率.429
 マリナーズ   3勝 4敗 勝率.429
3レンジャーズ  3勝 5敗 勝率.375

 アリーグで目立つのが昨年のポストシーズンでも躍動したロイヤルズの好調ぶりだ。投打ともに好調で30球団唯一の開幕7連勝。開幕からの連勝7は2003年の9連勝に次ぐ球団2番目の長さだ。
 好調の要因の一つが開幕から2番に座る未完の大器ムスタカス。通算の出塁率は.290ながら今季はここまでOPS1.140と絶好調、ヨスト監督の期待に応え、ついに覚醒の時となるのか。
 中地区はそのロイヤルズを強打のタイガースが追う展開。東地区、西地区は開幕前の予想通り接戦になっている。

ナリーグ東地区
1ブレーブス  6勝 1敗 勝率.857
2メッツ    4勝 3敗 勝率.571
3フィリーズ  3勝 4敗 勝率.429
4ナショナルズ 2勝 5敗 勝率.286
5マーリンズ  1勝 6敗 勝率.143

ナリーグ中地区
1カブス    4勝 2敗 勝率.667
2レッズ    4勝 3敗 勝率.571
3カージナルス 3勝 3敗 勝率.500
4パイレーツ  3勝 4敗 勝率.429
5ブリュワーズ 2勝 5敗 勝率.286

ナリーグ西地区
1ロッキーズ  5勝 2敗 勝率.714
2Dバックス  4勝 3敗 勝率.571
 ドジャース  4勝 3敗 勝率.571
4パドレス   4勝 4敗 勝率.500
5ジャイアンツ 3勝 5敗 勝率.375

 ナリーグでは再建期と言われていたブレーブスとロッキーズが大方の予想を裏切って開幕ダッシュに成功した。
 ロッキーズはラメイヒュー、トロウィツキーらが打ちまくりリーグトップのチームOPS.853を記録、ブレーブスはエースのテヘランとグリリ、ジム・ジョンソンの新勝利の方程式を中心にチーム防御率1.86と投手陣が健闘している。この勢いはどこまで続くだろうか。 一方で期待の大きかったイチローが所属するマーリンズは低迷、ナショナルズ、そして昨年の覇者で青木宣親が所属するジャイアンツらは、不安なスタートとなった。

ベースボールチャンネルのフェイスブックはこちら→
ベースボールチャンネルのツイッターはこちら→

1 2 3