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青木はサンフランシスコにフィットする――球界で最も長打力を欠くも、マギー&青木のNPBコンビでピストル打線形成へ【豊浦彰太郎のMLB on the Web】

青木宣親が、昨年の王者・ジャイアンツと契約する。昨季の世界一球団も、オフに主砲クラスが相次いでFA離脱。そこに青木加入では長打力不足が懸念されるが、総合的な攻撃力では侮れない。青木も十分な出場機会がありそうだ。

2015/01/17

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World Series - San Francisco Giants v Kansas City Royals - Game Six

青木は、レフトでの起用が濃厚

 去就が注目されていた青木宣親が、昨季世界一のジャイアンツとの契約に合意した。現地報道による条件は1年470万ドル(約5億4000万円)で、2016年は球団側が550万ドル(約6億3300万円)で選択権を持つようだ。球団の判断で同年の契約を見送る場合は、70万ドル(約8000万円)が支払われる。
 このオフ、中軸のパワーヒッターのFA流出が続いたジャイアンツによる単打者青木の獲得を、現地メディアはどう報じているのか。『ファングラグズ』ジェフ・サリバン記者の「ノリ・青木を得てジャイアンツは球界で最も長打力を欠く打線に」から引用しよう。

There’s glory, always, in winning the World Series, but it doesn’t take long to start wondering about the season ahead. Pablo Sandoval went away, and many wondered how the Giants might replace his ability and power. Michael Morse also went away, and many wondered how the Giants might replace his ability and power. As far as the former is concerned, Brian Sabean brought in Casey McGehee, who last year hit as many home runs as Madison Bumgarner. And as far as the latter is concerned, Sabean has now brought in Nori Aoki, who last year hit as many home runs as Gio Gonzalez.
ワールドシリーズ制覇という栄光の後には、来るシーズンへの不安が待ち構えていた。
パブロ・サンドバル(訳者注:〝カンフー・パンダ〟の異名を持つ強打の三塁手、オフにFAとなりレッドソックスと契約)は出ていった。彼の打力、特にパワーをジャイアンツはどう埋めるのか?マイケル・モース(訳者注:11年には31本塁打のパワーヒッター、同じくFAとなりマーリンズと契約)も出ていった。彼の穴も同様だ。GMのブライアン・セイビアンは、サンドバルの代役として本塁打数がマディソン・バンガーナー(訳者注:ジャイアンツのエースだが強打でも知られ、昨季本塁打を4本も打っている)と同じ、ケーシー・マギー(訳者注:元楽天で昨季メジャーに復帰しカムバック賞。ただし本塁打は4本だった)を、モースの穴にはジオ・ゴンザレス(ナショナルズの主力投手、昨季1本塁打)と同じ数しか本塁打を打っていない青木宣親を連れてきた。

 青木は確かに長距離打者ではない。しかし、サリバンは、青木はジャイアンツにフィットするとしている。

San Francisco shouldn’t be bad for him ? AT&T Park will yield home runs down the right-field line, and of course there’s the triple spot in the right-center gap. AT&T will be no more difficult for Aoki than Kauffman, and I probably shouldn’t even be dwelling on power anyway. Aoki has selling points, and power’s never been among them.
サンフランシスコは青木には悪くない舞台だ。AT&Tパークのポール際は狭く、青木でも本塁打が出るかもしれない(訳者注:青木の数少ない本塁打は、ポール際中心)。右中間は広く、三塁打を稼ぐ好機とも言える。

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shiro





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