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【MLB】田中やダルビッシュ以来の大物・大谷翔平。米メディア「ポスティングなら、ヤ軍は迷わず投手一本で獲得すべき」

今季、投打でチームに貢献し、日本ハムを日本一へ導いた大谷翔平。その活躍は米国でも注目され、投手としては田中、ダルビッシュ以来の大物という評価を得ている。

2016/11/16

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田中一人では不安

 今季、投打でチームを引っ張り、日本ハムの10年ぶり日本一に貢献した大谷翔平。
 先日行われた侍ジャパンの強化試合では、指名打者として出場し、本塁打を放つなど活躍しているが、米国では投手・大谷としての評価が高く、既に多くの球団が将来的なポスティング・システムによる移籍を見据えて調査を始めている。

 米サイト『SB Nation』では、大谷が仮にMLBへ移籍となった場合に、ニューヨーク・ヤンキースは獲得すべきかという特集を組んだ。

 今シーズン、ヤンキースの先発陣は軒並み不調であり、最終的に在籍選手で10勝以上を挙げたのは田中将大1人という有様だった。しかも、その田中も肘に不安を抱え、また、来季以降に契約破棄のオプトアウトを行使し、FAで流出する可能性がある。

 179回2/3を投げて9勝12敗の成績を残したC.C.サバシアも来季で37歳となり、ケガのリスクも非常に高いため、代わりとなる若い先発投手が必要となっている。
 シーズン途中にアロルディス・チャップマン(カブス)、アンドリュー・ミラー(インディアンス)といった主力を放出し、若手有望株を獲得してきたが、来シーズン、その有望株が戦力として機能するかどうかは未知数である。

 記事では、今オフ、ヤンキースはローテーション再編に際してとても良い時期であるとしているが、FA市場に優秀な投手がいないことを問題としている。そこで、日本で大活躍をしていた田中をかつて獲得したこともあり、現在日本で活躍している大谷翔平が、ポスティングを行使したならば、ヤンキースは必ず大谷を獲得すべきだ、と提言している。

 投手・大谷を次のように評している。

“The saving grace for a team in search of pitching may come in the form of Shohei Otani from Japan. The 22-year-old right-hander is the best pitcher to come out of Japan since Tanaka or Yu Darvish.
ヤンキースはチームの短所を補う取り柄を持つ投手を探し求めており、それをもたらす可能性があるのは日本の大谷翔平である。この22歳の右腕が、田中やダルビッシュ有以来、日本の最も良い投手であることは明らかである。

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