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【MLB】2017年オフFA市場は日本人3投手が目玉? ダル以外に、米メディアは田中将大と大谷翔平の可能性に言及

メジャーリーグの2017年オフのFA市場の目玉が、日本人投手になる可能性もある。

2016/10/25

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田中の契約には17年シーズン後にFA可能の条項

 ダルビッシュ有だけではなく田中将大、そして大谷翔平も加わった3人の日本人投手が、2017年オフのFA市場の目玉となるかもしれない。米スポーツサイト『SBNATION』は現地23日付でヤンキース・田中が2017年シーズン終了後にFAとなる可能性について言及した。
 
 田中は楽天を日本一に導いた13年オフ、ヤンキースと14年シーズンから総額1億5500万ドル(約161億円)の7年契約を結んだ。契約は20年シーズン終了後までだが、当初から17年シーズン後に自分でFAとなることを選択できる「オプトアウト条項」が盛り込まれていた。
 
 オプトアウト選択期が1年後に迫ったことで、改めて指摘。
「田中は来季後にFAとなるかもしれない。もし彼が去れば、チームの先発ローテーションは深刻なトラブルに陥る」と解説した。というのもC・C・サバシア、マイケル・ピネダの3本柱の残り2投手も、17年シーズン後にFAとなる見込みだからだ。
 
 田中の年俸は最終年が2300万ドル(約24億円)で、それ以外の年は均等に2200万ドル(約23億円)。記事を執筆したベン・ディアモンド氏もそうだが「FAとなれば単年2200万ドル以上の価値がつくならば、オプトアウトを行使してFAとなる道を選ぶ」というのが一般的な解釈だ。
 
 田中は今季31試合に先発し、14勝4敗、リーグ3位の防御率3.07の成績を残した。来季も1年間ローテーションを守り、靱帯部分断裂が発覚した右肘の不安をより払拭し、同程度の成績を収めたならば、市場価値は2500万ドル前後に跳ね上がると予想されている。
 
「チームも痛し痒しだろう」とディアモンド氏は指摘する。来季田中が活躍すればするほど、FAとなり退団してしまう可能性が高まる。逆に田中がオプトアウトを見送るシナリオは、来季満足のいく成績を残せなかったことを意味する。

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