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【MLB】前田健太以外にも将来性豊かなドジャース先発陣、来季再編? 4試合連続ルーキー先発は約65年ぶりの珍事

ロサンゼルス・ドジャースは今季2度前田健太を含めて4試合連続でルーキーが登板した。

2016/09/12

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故障者続出で若手にチャンス到来

 スタッツ社によると、ドジャースではブルックリン時代の1952年9月8~10日を最後に、4人のルーキーが続けて先発マウンドに上がることはなかった。ところがこの夏は、それが1度ならず2度も起きた。

 1度目は8月27~31日に、フリオ・ユーリアス、ブロック・スチュワート、前田健太、ロス・ストリップリングが先発登板した。2度目の9月4~7日は、メジャーデビューしたホゼ・デレオンに続き、前田、ストリップリング、スチュワートが投げた。

 球団64年ぶりの珍事は、来シーズンに向けて新たなローテーションをテストしたからではない。故障者の続出が理由にあった。

 ドジャースで開幕から故障せずに投げている先発投手は、前田だけだ。エースのクレイトン・カーショウが6月下旬から9月上旬まで2カ月半にわたって欠場しただけでなく、アレックス・ウッド、ブランドン・マッカーシー、ブレット・アンダーソン、柳賢振の4人は、故障によって計21先発しかできていない。開幕からローテーションを守ってきたスコット・カズミアーも8月下旬に離脱し、シーズン途中に加入したバド・ノリスとリッチ・ヒルも、移籍後に故障で投げられない期間があった。

 とはいえ、ポストシーズンの先発投手4人は、カーショウ、前田、ヒルまでがほぼ確定していて、4番手はノリスかカズミアーになりそうだ。前田を除く4人のルーキーは、ロースターに入った場合でも、役割はロングリリーバーの可能性が高い。

 アンダーソン、ノリス、ヒルは今オフにFAだが、3人が退団しても、カーショウ、前田、マッカーシー、柳、カズミアーの5人は、最短でも2018年まで契約が残っている。ウッドにしても、FAになるのは数年先だ。

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