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ワンアンドオンリー!? ファンも残留を懇願。〝ムネリン〟川﨑宗則は、なぜ誰からも愛されるのか?

川﨑宗則は、ファンもメジャーリーガーからも愛されている。なぜ、これほどまでに〝ムネリン〟は人気者なのか? その一つに、川﨑ならではのコミュニケーション術がある。

2014/12/06

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Getty Images

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Toronto Blue Jays v Chicago White Sox

フィールド上で輝く、もう一人のダンサー

 チームが勝利を飾ると、ブルージェイズの本拠地ロジャーセンター内には今年世界中で大ヒットを記録したファレル・ウィリアムスの『HAPPY』が鳴り響く。
 ベンチの上でそのリズムに合わせチアガール達が軽快なダンスを披露する中、フィールド上にも一人のダンサーがいた。

 その正体は、ムネリンこと川﨑宗則。
 ナインとハイタッチを終えてベンチに引き上げる際に見せるそのリズム感はばっちりで、チアガール達も目を丸くするほど。

 兼ねてから噂には聞いていたが、地元トロントで打席に入る際のファンの声援は凄まじい。その生の歓声を聞けば、トロントでのムネリン人気がどれほどのものかわかる。

 グッズ売り場の〝KAWASAKI”〟シャツは、常に品切れ状態。女性店員は「ムネのTシャツは入荷するとすぐ売り切れちゃうのよ。女性や子どものファンもすごく多い」と語る。

 地元トロントだけでなく、遠征先でも66番のKAWASAKIのユニフォームやTシャツを着たファンをよく目にする。彼らに向かって「you got a nice jersey(いいユニフォーム着てるね!)」とジョークを飛ばすのもムネリン流ファンサービスのひとつ。

 その人柄はファンだけでなく、チームメイトはじめ他チームの選手からも愛される。

 つい先日京セラドームで行われた日米野球での一場面。試合前、川﨑がグラウンドに姿を表すと、瞬く間にその周りの人垣ができた。

 その顔ぶれはというとロビンソン・カノー、ホゼ・アルチューベ、サルバドール・ペレスなど、今回来日したラテン系のスター選手ばかり。同僚などから学んだスペイン語を駆使して、彼らと談笑した川崎は「カノーにお前今日試合出ないのか?とからかわれたよ」と舌をペロリ。

 今年29年ぶりのワールドシリーズに出場したロイヤルズのペレスやエスカバーとも親交があり「あの2人も同じチームでプレーしたこともないけど、いつもアミーゴ、アミーゴ(友達)って寄ってきてくれる。いい仲間です」と川﨑が言えば、ペレスも「ムネは大好きだよ。あのキャラクター最高だし、スペイン語も喋れるんだよ」とまさに相思相愛。

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shiro





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