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【MLB】イチロー、44年ぶり50歳現役の可能性。米メディアも特集、マ軍指揮官「白髪染めを使っていたら、30代の選手」

イチローのMLB通算3000本安打達成は時間の問題となった。そして、本人が公言する「50歳現役」の可能性を特集する米メディアも出てきた。

2016/07/25

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50代でプレーした最後のメジャーリーガー

 AP通信によると、50代でプレーした最後のメジャーリーガーは、1980年に54歳でプレーしたホワイトソックスのミニー・ミノソ外野手だという。キューバ出身で通算1963安打を放ち、最多安打を1度、盗塁王には3度輝いた。

 ただミノソは38歳だった1964年に、実質的にはメジャーの舞台から退いた。そこから12年ものブランクを経て、76年に50歳で3試合だけ出場し1安打。再び4年の空白後の80年に54歳で2試合に出場し2打数無安打だった。50代でのプレーは、記念の「おまけ」的な位置付けだった。

 近年の高齢野手と言えば、代表格はロッテでもプレーしたフリオ・フランコ。07年に48歳をもってメジャーを退いたが、このシーズンも2球団で55試合に出場し、20安打、1本塁打をマークした。45歳シーズンだった04年には、控え中心の起用ながら99安打を放ち、打率.309、6本塁打、57打点と立派な成績を残した。

 イチローが50歳で迎えるシーズンは8年後の2024年。果たしてメジャー44年ぶりとなる50代野手は誕生するのか。すでに「レジェンド」と呼ばれる背番号51だが、その時こそ本当の伝説へと上り詰めることとなる。

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