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侍ジャパンが1位! もうひとつのWBC「プレミア12」が2015年に開催。着々と進むMLBの世界戦略【豊浦彰太郎のMLB on the Web】

世界野球ソフトボール連盟(WBSC)発表の最新のランキングで、侍ジャパンは第1位となった。WBCの谷間の年に2015年から導入される「プレミア12」での戦いぶりに期待が高まる。

2014/12/02

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日本はWBSC世界ランキング1位に

 11月26日、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)は最新の世界ランキングを発表した。その上位12カ国は、2015年11月に台湾での開催が有力視される、第1回「プレミア12」の出場資格を得る。WBSCは五輪競技としての復活を狙いタッグを組む、国際野球連盟(IBAF)と国際ソフトボール連盟(ISF)を統合する組織で、プレミア12はこれまでIBAFが隔年で開催していたワールドカップを廃止し、新たに設定される世界選手権だ。上位12カ国は以下のとおり。

1位 日本
2位 アメリカ
3位 キューバ
4位 チャイニーズ・タイペイ
5位 オランダ
6位 カナダ
7位 ドミニカ共和国
8位 韓国
9位 プエルトリコ
10位 ベネズエラ
11位 イタリア
12位 メキシコ
 なお、このランキングの根拠を以下の通りWBSCはプレスリリースで述べている。

All WBSC’s world championship platforms — from the U-12, U-15, U-18 and U-21 Baseball World Cups to the 2013 World Baseball Classic and sanctioned/recognised international competitions have shaped the rankings.
U-12(12歳以下世界選手権)、 U-15(15歳以下)、 U-18(18歳以下) 、 U-21(21歳以下)、および2013年WBC、これらのWBSCが認定するすべての国際大会の結果に準拠し、ランキングは決定されている。

 WBSCは、今回のランキング上のトピックとして日本の躍進を挙げた。

The release of the 2014 WBSC World Baseball Rankings also marks the historic rise of the Japanese National Baseball Team, Samurai Japan, which for the first time ever is the world No. 1, surpassing 2013 leader USA.
2014年のWBSC世界野球ランキングでは、日本チーム「侍ジャパン」が歴史的なランクアップを見せ、2013年リーダーのアメリカを抜いて初の世界No.1となった(訳者注 日本は前年は2位)。

 WBSC会長のリカルド・フラッカリは第1回目の大会開催の喜びを語っている。

“WBSC congratulates the 2015 Class of Premier 12 nations. These nations represent baseball’s best that will unite and deliver an exciting ? and unmatched competitive parity ? at the inaugural Premier 12. Any one of these elite nations can come out victorious in 2015 and leave The Premier 12 as the reigning World Champions.”
「WBSCは2015年プレミア12の参加国にお祝いを申し上げます。野球大国のこれらの国々は第1回目のプレミア12に集い興奮と比類なき戦いをお届けすることでしょう。これら出場国はすべて、プレミア12を制する可能性がある強豪と言えます。」

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