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【アメリカの眼】川崎のカラオケパフォーマンスが話題。マッドン監督に必要な「真面目と笑いを同時に表現できる選手」

カブスで招待選手としてプレー中の川崎が見せた、カラオケステージが大きな話題となっている。すでに新天地のチームメイトにもなじんでいる様子の川崎。リラックスを監督としての信条にあげるマッドン監督のクラブハウスにとって欠かせない存在となりそうだ。

2016/03/05

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Getty Images



チームに完全に溶け込む

 今年1月にシカゴ・カブスとマイナー契約を結んだ川崎宗則。現在はメジャー昇格を目指し、招待選手としてカブスのキャンプに参加中だ。トロントでも数々のパフォーマンスとその人柄でチームメイトやファンから愛された川崎だが、新天地でもそのムードメーカーぶりは健在。米大手サイト『ESPN』は川崎宗則がチーム内で大きな役割を担っていると報じている。
 
 川崎は現地4日のチーム全体でのストレッチ前に、即席でつくられたステージに登場するとチームメイトを前に英語で以下のようにスピーチ。
 
「To days My first time Karaoke time. Thank you guys. I love you guys. Let’s go Cubs. I have dream my dream speak English and World Champion with you!! Thank you.」(カブス公式Twitter @Cubsの動画より)
今日は俺の初めてのカラオケステージだ。ありがとうみんな。行くぞカブス、俺には夢がある、英語を話せるようになること、そしてお前らとワールドチャンピオンになることだ!
 
 スピーチを終えると、エアロ・スミスの『I Don’t Want to Miss a Thing』をカラオケで熱唱。チームメイトたちも頭に「必勝」と漢字で書かれた鉢巻を巻いた姿で、川崎のパフォーマンスに熱狂。それぞれに肩を組んで、手を振りながら、サビではコーラスを入れる等、思い思いに即席コンサートを楽しんでいた。
 
 チームの主砲で、昨年の新人王であるクリス・ブライアントは新たなチームメイトとなった日本人内野手について「僕のお気に入りの選手の1人だよ。彼はとても陽気なんだ。」と語っており、チームに溶け込んでいる様子がうかがえる。またブライアントは川崎について「真剣に学ぼうとしている姿は非常にクールだ」として、英語やアメリカ流のやり方を楽しみながら学んでいる川崎の姿勢を絶賛している。

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