【アメリカの眼】「自然とイチローの話に」元中日・3年連続首位打者のパウエルがアストロズ新打撃コーチ補佐に

今年ヒューストン・アストロズのコーチ陣で唯一の新顔は、3年連続イチローと共に首位打者のタイトルを獲得した元ドラゴンズのアロンゾ・パウエルだ。

2016/03/05

Ryo Shinkawa

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90年代半ばイチローと共に首位打者

　1990年代半ばパウエルとイチローは同じプロ野球に属していたものの、それぞれがセ・パの別リーグに在籍していた。イチローはパ・リーグ首位打者を1994年から2000年までの7年連続、そしてパウエルはセ・リーグで1994年から1996年までの3年連続首位打者に輝いている。同じ時代に別リーグで切磋琢磨したイチローとの思い出をパウエルは語った。
 
“It’s weird, because it always brings Ichiro into the picture. We both won in ’94. And we kind of talked in spring training, ‘Hey, let’s do this again.’ You know, we both won again in ’95. And then we both won again in ’96.　Ichiro, every time I see him, he still reminds me he won seven in a row and I only won three in a row.”
「変な感じだ。だって自然とイチローの話題になってしまう。ともに94年首位打者になった。そしてキャンプ中に”また一緒に取ろう”と話したことがあった。すると95年、96年にも共にタイトルを取った。イチローを見るたびに、彼は7年連続受賞し、自分はたった3年連続だったということを思い出させられる」