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【アメリカの眼】元メッツ守護神、メジャー史上初の禁止薬物による永久追放。「日本や韓国でも投げる資格はない」

メッツのヘンリー・メヒア投手が禁止薬物使用規定違反により永久追放処分を科せられた。永久追放処分者としては他にピート・ローズらがいるが、禁止薬物による永久追放はメジャー史上初となる。

2016/02/13

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at Nationals Park on July 21, 2015 in Washington, DC.

2015年は2度の薬物違反

 現地12日、MLBは3度目の禁止薬物規約違反を犯したニューヨーク・メッツのヘンリー・メヒア投手(26)に対して永久追放の処分を科した。禁止薬物による永久追放処分はメジャー、マイナーを通じて初となる。MLB公式サイト『MLB.com』は「メッツのメヒアに永久追放が下された」としてこの一件を報じた。

 ドミニカ共和国出身のメヒアは、2007年にドラフト外でメッツに入団。2014年には松坂大輔らとの競争に競り勝ち開幕5番手の座を獲得した。

 先発としては結果を残せなかったものの、シーズン途中に空席だったクローザーの座に抜擢されると開花。63試合に投げ6勝6敗28セーブの好成績を残し、チームの救世主的存在となった。特に打者を打ち取った後のド派手なパフォーマンスは注目を集めた。

 彗星のように現れたメヒアだったが、翌年早くもその評価が一転する。

 開幕直後に故障者リスト入り。その数日後に筋肉増強剤スタノゾロールの陽性反応が出たとして80試合の出場停止処分を下された。

 当時は「どうやって禁止薬物を摂取したかわからない」と身の潔白を訴えたメヒア。
 しかし処分が明けて7試合登板した後の7月28日、再びスタノゾロールとボルデノンの陽性反応が発覚。規定に従い162試合の出場停止処分が科された。

 7月に2度目となる薬物違反を犯した時点でメッツの首脳陣やテリー・コリンズ監督らは失望を露わにしていた。今回の処分についてもメッツ球団は以下のようにコメントしている。

“We were deeply disappointed to hear that Jenrry has again violated Major League Baseball’s Joint Drug Prevention and Treatment Program. We fully support MLB’s policy toward eliminating performance enhancing substances from the sport. As per the Joint Drug Program, we will have no further comment on this suspension.”
「ヘンリーがMLBの薬物規定と治癒プログラムを再び冒涜したことについて深く失望している。我々はスポーツからパフォーマンス向上薬を撲滅しようというMLBのポリシーに賛同している。この件について我々がこれ以上コメントすることはない」

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