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【アメリカの眼】岩隈、青木の勝利貢献度は? セイバー系指標でマリナーズ日本人選手の活躍予測を発表

マリナーズの地元紙『シアトル・ポスト』は、セイバー系シンクタンク『ファングラフズ』の数値を引用し、球団と各選手の今季予測を報じた。

2016/01/28

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Getty Images

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San Francisco Giants v Los Angeles Dodgers

マリナーズは84勝で地区2位と予想

 この時期、アメリカのメディアでは”Projection”が花盛りとなる。Projectionとは予測という意味だ。あるチームが今季は何勝するか、ある選手は今年どのくらいの成績を残すか、などの予測数値をセイバー系各シンクタンクが公表する。
 それは感覚的な主観論ではなく、過去のデータの蓄積を駆使した統計学的算出によるものだ。

 マリナーズの地元紙『シアトル・ポスト』もセイバー系シンクタンク『ファングラフズ』の数値を引用し、球団と各選手の今季予測を公表している。
 果たして、岩隈久志や青木宣親はどのくらい活躍すると見ているのか、また昨季期待を大きく裏切ったマリナーズは、彼らの残留や加入等でどのくらい浮上できるのだろうか?記事では、以下のような情緒的書き出しで、マリナーズ関連の定量的な予測を報じている。

「(スーパーボウルを控えた)NFLのプレーオフはいよいよ佳境を迎え、NBAとNHLもシーズンたけなわだ。それでも、野球ファンが来るべきシーズンに想いを馳せるにはまだ早い、ということはない。3週間後にはバッテリー組がキャンプインするのだから」

 同紙は、「今季のマリナーズは、昨季より強化されている。しかし、ファンが望むほどの水準までの補強がオフになされたとは言いがたい」としている。

 予測というものは完璧ではない。
 昨季も、最終日までポストシーズン進出の可能性を残した前年の健闘と本塁打王ネルソン・クルーズ獲得などのオフの大型補強を買われ、優勝候補に挙げられていた。しかし、結果は負け越し10の地区4位だった。
 今季は84勝78敗で地区2位、ワイルドカード2位の座をブルージェイズと分け合うと予測されている。

 予測勝利数は、各選手のWAR(メジャー最低レベルの選手を起用した場合に比較し、どれだけ勝利数の増に寄与したかを示す)の予測値の積み上げで導き出される。全選手合計WARが0だとチームは48勝(114敗)と見られており、選手の合計WARがプラスであれば、その数が48勝に上乗せされる。マリナーズの場合は、選手の予測WAR合計が36だ。それで48+36で84勝となる。

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