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【MLB】好守に指揮官も興奮。ライトで通算100個目の補殺のイチロー、バックトスのコローン

5日のマーリンズ対メッツ戦は、メッツが7-0で完勝した。この試合でイチロー、コロンの二人に『金を払う価値ある』好プレーが飛び出した。

2015/09/06

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【写真】『エリア51』はいまだ健在だ。

 ベテラン選手が織りなす、経験に裏打ちされた巧みなプレー。それは時に、目の肥えたファンですら唸らせる。

 現地時間9月5日、マーリンズパークで行われたメッツ対マーリンズ戦。結果は7-0というワンサイドゲームでメッツが勝利したが、この試合、守備で2つの好プレーが飛び出した。

 演出した役者は2人の大ベテラン、メッツのバートロ・コローンとマーリンズのイチローだ。

体型ばかり見て、あの守備に驚いているようだが……

 まずはコロン。20代の頃は剛速球と抜群のスタミナで、『9回でも100マイルを計測する』という逸話は生んだほど。2005年にはサイ・ヤング賞にも輝いた。

 しかし42歳となった現在は、ピッチングスタイルも体型も、当時とは全く違う。
 直球は80マイル後半のツーシームとフォーシームだが、これが打者の手元で微妙に揺れ、クセのある武器となっている。そして現在の体型は180cm、130kg(公称)。マンガのキャラクターのようなコミカルな体型は、ファンの間でも話題になっている。

 そんなコロンが5日の試合では完璧なピッチングを披露、9回を9安打無四球で完封勝利を収めた。

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【画像は、MLB.comより】

 中でも6回裏に見せた1塁手へのバックトスは、今年MLBの中でも上位に入るであろう、好プレーとなった。

 マーリンズのバウアーが放った一塁方向へのボテボテのゴロを、コローンはすばやく反応し、素手で掴んだ。
 そして自分の背面から一塁手のキャンベルへバックトスし、見事アウトに仕留めたのだ。

 ランナーとの交錯を避けるためではあったが、このベテランならではの巧みなプレーに、球場は大いに盛り上がった。

 本人も、このプレーに大いに満足している模様だ。

“I know it was a good play and I got my job done. People in the bullpen were really impressed because they only see my size, but they don’t see I’m the best fielder on the mound that the team has.”
良いプレーができたよ。自分の仕事ができたからね。みんな僕の体型ばかりを見て、驚いているよ。でも僕は、投手としても良い守備ができるのだから。

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