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【高校野球】近年はロッテがブーム? 増えるプロ野球系、変わりつつある甲子園の応援歌

甲子園で使われる応援歌といえば「紅」や「夏祭り」がこれまでの定番だったが、近年千葉ロッテを中心にプロ野球の応援歌を使用する高校が増えている。

2015/08/14

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各高校の色が見える応援歌

 夏の風物詩である全国高等学校野球選手権大会、「夏の甲子園」も第9日目に突入。今日で3回戦進出の16校が出揃う。
 
 高校球児たちのひたむきなプレー、全力を出し切って勝ち取った勝利の喜び、敗北の悔しさ、そうしたグラウンドでのドラマとともに毎年大きな注目を集めているのが、各校が工夫を凝らしたアルプススタンドでの応援だ。
 
 高校野球の応援として欠かすことができないのが応援歌。
 ビンクレディーの『サウスポー』や山本リンダの『狙い撃ち』、光GENJIの『ガラスの十代』といったヒット曲や、JITTERIN’JINNの『夏祭り』、X JAPANの『紅』のようなポップス曲。『宇宙戦艦ヤマト』や『ルパン三世』といったテレビアニメの主題歌や、時代劇「暴れん坊将軍」のテーマソング、ラテン楽曲の『エル・クンバンチェロ』と使われている楽曲のジャンルは非常に多岐に渡る。
 
 そんな多種多様な応援歌の中で近年増えてきているのが、プロ野球で使用されている応援歌を吹奏楽アレンジして使用するパターンだ。各球団のチャンステーマから個人の応援歌まで多くの曲が使われておりプロ野球ファンが甲子園を見ていると「あれっ?この曲って……」となることも多くなっている。

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