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韓国プロ野球2度目の八百長行為は選手主導。「失投をするなど調子が上がらないように見せかけた」

7月20日夜、韓国プロ野球が再び窮地に陥った。現役選手2名による八百長行為が報道されたのだ。検察側は既に捜査内容を公開し、これを受けた球界OB陣も心を痛めている。

2016/07/22

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4回行われた八百長

 スポーツ選手の不祥事に対して敏感な韓国では既に検察側が八百長行為の実態を捜査しており、報道関係者に公開している。その内容について韓国メディア『スポーツ東亜』では次のように報じている。

「15年に行われた公式戦のうち4試合で八百長行為があった。ムン・ウラムは自ら計画するだけではなく選手とブローカーの仲介役も担った。肝心の実行方法は四球や失点数によって配当金を支給する形式を採用していた。李太陽は、登板すると失投をするなど調子が上がらないように見せかけることでチームやファンがわからないように仕組んでいた」

 初めての八百長は昨年5月29日に行われたKIAタイガース戦。この日、李太陽は「1イニングに故意失点」を依頼された。死球と犠打でピンチを迎えた後、適時二塁打を打たれた。よって計画は成功し、試合後には彼は現金2000万ウォン、ムン・ウラムは高級時計や衣類などを手に入れた。

 その後もシーズン終了直前まで行われ、結果的に成功2回、失敗2回を数えた。

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