【PR】昔の未来を作る――なぜスマホ版『燃えろプロ野球!!ホームラン競争SP』は誕生したのか
『ファミスタ』とともにかつて一世を風靡した人気野球ゲーム『燃えろ!!プロ野球』は『燃えプロ』という愛称でファミコン世代のプロ野球ファンに親しまれてきた。その『燃えプロ』がPS4で復活することが発表されて話題になったが、その前にアーケードゲームでロングセラーとなっている『ホームラン競争』が今夏スマホゲームとして移植された。今回は『燃えろ!!プロ野球 ホームラン競争SP』（http://www.pinball.co.jp/games/MPHRSP/）の製作を担当した有限会社マインドウェア代表取締役の市川幹人さんと、バッターとしてゲームにも登場している女子プロレスラー志田光選手に話を聞いた。
2015/12/17
LICENCED FROM CLARICE GAMES (C) MINDWARE
単純な操作性、プロ野球で活躍した選手も登場
――グラフィックは当時のままドットを採用されてますが？
市川 そうです。小さい会社が勝つためにはどうすればいいのかと考えた時に、大手の劣化版を作ってもダメなんですよ。これは2択で何億も使うか、今回みたいな路線に振り切るかなんですよね。
――スマホということで操作方法に苦労されたところはありますか？
市川 タッチパネルなので、タッチして離したらスイングするように作ってあるんですが、最初は慣れない方もいらっしゃると思うんです。逆にそれしか違和感はないので、パーンというのを掴めば、結構クセになるのではと。左バッターの時はスマホの持ち方が変わりますし、コースを押すことで実際の野球に近い楽しみ方ができるようになっています。
――いろいろなキャラクターが出られてるんですよね？
市川 タテ軸ファンには堪らない選手に似てる方ですとか、朝の情報番組に「喝っ」とか言っておられる方に似てる選手ですとか（笑）ホームランバッターのオマージュから民間人まで多数収録されています。今60人くらいなんですが、どんどん増えていきます。
――実在の方も出られてるとか？
市川 元近鉄の佐野慈紀さんがテカテカ投法をしてくれたりするんですよ。史上初のテカテカ投法搭載（笑）。あと元中日の小田幸平さんは17年で2本しか打ってませんが、打席に立つとピッチャーの心理とかを言ってアドバイスしてくれるんですよ。やはり意外性が必要じゃないですか。
今回、女子プロレスラーの志田光さんに出ていただきましたが、まさか志田さんがリングコスチュームで打席に立つとは思わないでしょう。NPBの許諾が必要ないので、自由にできるのは強味ですね。昔の燃えプロにはいなかったわけですから。